「フリーランスがずっと安定して稼ぎ続ける47の方法」などの著者、山田竜也さん(@aryuaryu)のオンラインセミナーを受講しました!
キャリアスクール「シーライクス」で
開催された今回のセミナーは、
「安定してお仕事を獲得するための基本講座」。
画像引用元:シーライクス
フリーランスとして考えておきたい事、
稼ぐためのポイントなど、
たくさんお伺いする事ができました。
2007年から現在までフリーランス(法人化済)としてご活躍中。
なんと約10種もの収入源をお持ちとの事!
- WEBマーケティングのコンサルティング収入
- WEBマーケティングの実務収入(広告運用など)
- WEBサイトの管理収入
- WEBサイトの制作収入(昔からお付き合いのある方のみ)
- WEBメディアからの広告収入(アフィリエイトなど30サイトほど。最大月200万円位。ジャンルはバラバラ。)
- NPO活動によるコミュニティ運営収入(休止中)
- セミナー講師収入(主に宣伝会議講師)
- 雑誌など連載、スポット執筆の原稿収入
- 著書の印税収入
- 投資による収益
- スタートアップ企業のストックオプション
この記事を書いた人▼
弥生
30代フリーランスデザイナー。
キャリアスクール「シーライクス」を通してセミナーを受講しました。
フリーランスで稼ぐ為に「3つの自由」を考える
意外と自分自身の望みがわかっていない人が多い。
まずは、何が
「自分にとって必要な価値」なのかが分からないと、いくら稼いでも幸せにはなれない。
3つの自由とは
時間の自由
・自分で使い方を選べる
・余暇がある
収入の自由
・ある程度満足できる金額があるか
・複数の収入源などを自分で選択できるか
仕事の裁量の自由
・仕事相手を選べる
100%を「3つの自由」に振り分けるとしたら?
山田さんの例:
時間20% 収入40% 仕事40%
(書籍執筆時点)
※ライフスタイルが変化すれば、
望む自由も変わる。
毎年見直しを。
フリーランスは「3つの特徴」で差別化して稼ぐ
スキルは掛け算すればするほど稼ぎやすく、競合も減る。
「3つの特徴」を掛け算して、差別化する。
職業
×
ジャンル
×
専門分野/得意分野
(業種)
例:
ライター×Web系×旅行
→Web媒体の旅行記事が得意なライター
「3つの特徴のかけ合わせ」がはっきりとしていると、フリーランスとして武器となる特長が浮かび上がる。
ある程度特徴をはっきり伝えられる方が、「なんでもできる」よりすごそう+覚えてもらいやすい。
その為、結果的に幅広い仕事がくる。
新しい挑戦をする時には
新しい挑戦をする時には、
特徴を1つだけ変えるのがおすすめとの事。
「職業×ジャンル×専門分野/得意分野」の内、いずれか1つだけを変える。
これまでの実績を活かせるので、
全く新しいところに移るよりもスムーズ。
【ワーク】自分を見える化して自分の得意を見つける
自分の内面をリストアップ。
フリーランス仲間や独立希望の友人同士でシェアしあう。
→新しい発見があるかも!
【リストアップすること】
・今までやったことのある仕事
・やりたい仕事
・ちょっとやってみたいこと
・経験
・趣味
・得意じゃなくても好きな事
「自分自身のスキル」が分かっていない人が多く、人に伝わっていない。
自分で「得意じゃないかも」と思う事でも、人には価値があるかもしれない。
山田さんは毎年お年始に
「ちょっとやりたいこと」を100個書き出して、24時間持ち歩いているとの事!
稼げるフリーランスの3分類と、人との関わり方
山田さんいわく「勝てる」のは2.相談役と3.城持ち!
1.職人ポジションのフリーランス
・高い職人スキルで仕事を取り続ける人
・流れに乗ると、営業も不要で仕事に集中できて最高。
△スキルの高さが認知されないと、本当はすごいのに仕事がない。
△仕事の口が限られがちで、発注者からの言いなりになりやすい。
特定の企業からの受注に頼るとしんどい。
(断れない、価格交渉しにくく、行き詰まることも。)
△コミュニティに従属する存在になりやすい。
2.相談役ポジションのフリーランス
・うまくいくとどんどん仕事になる、相談がくる。
・悩みの深堀りから入るので、単価が下がりにくくコンペにならない。
・新しい領域に挑戦するチャンスも多い。
△無料相談で疲弊しやすい。
相談役+職人的なスキルがそこそこあれば、十分な仕事がくる。
クライアントが自身の「課題の解決策」を整理できている・わかっている案件は少数派。
その為、丁寧にヒアリングし、プロジェクトを回して解決に導いてくれる相談役タイプは需要がある。
3.城持ちポジションのフリーランス
・自分でコミュニティを作っちゃう人。
・いわゆるブロガーやYouTuber、インフルエンサー的な立場。
・あらゆる主導権を自分で握れる。
・成功すると収益性が高く、労働時間と比例しない売上を得られる。
△城の維持、メンテナンスが大変。
(稼働時間の3割程度をSNSに使っている人が多い)
△炎上したり、ライフスタイルの切り売りで疲れる。
【ワーク】フリーランスとしての戦闘力を点数化
各10点満点
職人ポジション度
(スキルの高さ)
×
相談役ポジション度
(相談のもちかけられやすさ)
×
城持ちポジション度
(情報発信度と人気度)
= フリーランスとしての戦闘力
(1,000点 満点)
フリーランスの仕事の見つけ方・出会い方・営業方法
・SNSでゆるいご縁を繋げておく
◎Facebook
やりたい事・興味のある事を投稿するのがおすすめ。
Facebookは特に仕事につながりやすい。
山田さんは8割以上Facebookから仕事がくるとの事。
(仕事の発注権限を持った人はFacebookに居る事が多い為)
○Twitter
Twitterからは記事執筆依頼、登壇依頼が多い。
・将来への投資時間を確保。
毎日の仕事に忙殺されないように。
投資時間=勉強時間を確保する。
仕事時間の2割が目標。
→山田さんの場合は、
投資時間はその時々で「やりたい仕事」に関連したもの等、興味があるもの。
・自分のやっていることを人に伝える。
・自分でスモール事業を作るのも良い。
(アフィリエイトなど)
・エージェントサービスやクラウドソーシングは、縁の少ない内ならあり。
最初はありにしても、
できるだけ早いうちに卒業を目指す。
※単価が上がりにくいため。
・仕事をくれた人との関係を大切にする。
自分はこういった事ができる、と提案をしていく。
・自分の好きな業界に貢献活動をする。
フリーランスはどうやってコミュニティに所属するか。
「ゆるいつながり」を作るにしても、
どこで人間関係のネットワークを作り、繋げていくのか。
これはフリーランスにとっての永遠のテーマ。
一例として、
・コワーキングスペースの活用
・オンラインサロン
仕事に繋げる為には、
属したコミュニティで価値のある存在になるのが大切。
→価値のある存在になるには、
コミュニティにポジティブな協力をする。
そこから名前を覚えてもらったり、
相談役ポジションになったり。
・コミュニティがなければ作るのもあり。
まずは小さいワークグループから。
フリーランスの単価アップ方法とは?
・そもそも仕事の単価は決まっている場合も。
(この出版社の記事執筆案件はこの金額、等)
・基本的には、既存顧客からの同じ仕事での値上げは難しい。
・実績を「転がす」
これまでの実績を持って、
次の新規顧客で金額を上げていく。
・既存顧客で、仕事のバリエーションや質を増やす。
・「場」の移動も視野に入れる。
コミュニティごとに大体の相場が決まっている。
安い場にいるとがんばっても上がらないので、移動を検討。
フリーランスの不安・ストレスの要因は3つ
- 時間
- 顧客の選択
- 収入
今自分が悩んでいるもの(or独立に向けて不安なもの)は、3つの中でどれなのか、しっかり分類する。
- 顧客の性質
- 収入
「圧力が強い」「口うるさい」「安価」等の、
本来優先する必要のない顧客を優先してしまう人が多いので注意!
フリーランスが安定して稼ぐには?まとめ
- 「3つの自由」で自分の価値観を確認
- 「3つの特徴」で差別化して稼ぐ
- フリーランス3分類。稼げるのは相談役タイプ・城持ちタイプ!
- Facebookからの仕事依頼が多い!SNSでゆるいつながりをキープ。
- 勉強時間は仕事時間の2割が目標。
- コミュニティで人間関係のネットワークを作る。
- 単価アップには実績を「転がす」
- 不安やストレスの要因3つと対策
受講後、著書「フリーランスがずっと安定して稼ぎ続ける47の方法」も購入しました。
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